エコキュートのメリット・デメリットとは?省エネ、維持費などを解説
公開日: 2023/06/15 最終更新日: 2023/05/16
省エネや維持費が安いなどの理由で、購入を検討している人も多いエコキュートについて紹介します。エコキュートに興味はあり、メリットやデメリットを知りたい人はさっそく読み進めましょう。メリットだけではなくデメリットもありますが、どちらにも目を通してみることをおすすめします。エコキュートは、多数の電機メーカーが製造しています。
省エネに貢献し、快適な暮らしを叶えるエコキュートとは
注目を集めているエコキュートを購入したい人は、仕組みと特徴を知っておきましょう。設置することで、給湯にかかる費用が安くなります。
再生可能エネルギーを活用している
最近耳にする機会が多くなっているエコキュートは、再生可能エネルギーを活用しています。さまざまな電機メーカーが製造している給湯器です。こちらは電気代が節約できるということもあり、昨今電気代が高騰している影響を受けて導入する人が増加しています。
仕組み
エコキュートは、お湯を作ってお湯を溜める仕組みです。ヒートポンプのなかにある水と熱を交換する機械を活用して、熱に変換します。溜まったお湯は、キッチンや浴室、洗面所などで使用可能です。
給湯にかかる費用が安い
従来の給湯機と異なる点は、大気の熱からお湯を作るということです。従来の給湯機はヒーターで加熱していたので、お湯を作る仕組みが異なります。そのため、少ない電力でお湯を作ることが可能です。電気代の節約を考えている人にはよいでしょう。また日中と比較して電気代が安くなっている夜間に電力を使用するため、お得になります。
大気の熱を使用するのでエコ
エコキュートは、環境に配慮した製品です。エコ意識が高い人にもおすすめです。
電力のピークシフトに貢献している
設定にもよりますが、主に夜間に電力を使用します。そのため、電力がひっ迫する時間帯に使用することがほとんどなく、8月や2月などの電力がひっ迫する時期に焦ることが無いでしょう。
家計に優しいエコキュートのメリット
コストや環境面でもメリットがあります。断水などの災害が発生したときも便利です。
電気代が安くなる
お湯を作るときの費用を削減できるため、家計に貢献できるメリットがあります。電気代が日中よりも安くなる夜間に使用するので、電気代を削減できます。
また電気代の削減のみならずガス代も削減できるのもうれしいポイントです。電気でお湯を作るのでガス代が発生しません。家計の負担を軽減したい人は、この機会に見直してみましょう。
環境に優しい
地球環境の保護に配慮した製品です。またエネルギーが見えるようになっているので、家庭でエネルギーを使用するときに節約意識が高まります。
非常時に便利
災害などが発生したときにも便利です。断水したときでも、お湯が使用できます。
エコな暮らしの必需品!エコキュートのデメリット
コストやスペースの問題などが取り上げられています。これらのデメリットをまったく気にしない人もいれば、気になる項目がある人もいるでしょう。デメリットは上手に対策を講じることで、解消できます。
初期費用が高額である
従来の給湯機と比較すると、初期費用が高額になるのはデメリットになるでしょう。ただし、初期費用を確認しただけで購入をためらうのはよくありません。初期費用がいくら発生するのか、維持するための費用がいくら発生するのか理解して、トータルコストで考えるようにしましょう。
お湯が無くなってしまう不安がある
貯湯タンクに溜まっているお湯が無くなってしまうと、水しか出なくなるデメリットがあります。そのため、家族のライフスタイルに合わせた製品を購入しましょう。急な来客があったときは、日中にお湯を作ることも考える必要があります。
この際、電気代が高くなってしまいますが、一度水になってしまうとお湯を作るのに時間がかかってしまうので、やむを得ません。
夜間の運転音が気になる
夜間にお湯を作るので、静かな図書館のなかにいるときのような音が聞こえるようになっています。そのため、製品を設置するときは近隣住民に配慮しましょう。密集した住宅街に設置するときはとくに気を付けましょう。
設置スペースが必要
スペースに余裕がある場所を選定しましょう。また、倒壊しないような処置をする必要があります。
シャワーの水圧が弱い
従来の給湯機と比較すると、半分以下の水圧になってしまいます。そのため、水圧が弱いシャワーを使用したい人におすすめです。
飲用できない
どの電機メーカーの製品であっても、飲用は不可です。ほぼ減菌状態になっていますが、飲用には適していません。必ず説明書に記載されている内容を守りましょう。
まとめ
注目を集めているエコキュートは、夜間に電力を使用するので電気代の節約が期待できます。また、従来の給湯機のようにガスを使用しないので、ガス代の節約にも繋がります。そのぶん初期費用が高額になっているため、ある程度のまとまったお金を最初に用意する必要があります。
設置するためのスペースも広さが求められているので、コストと場所を用意してから購入しましょう。さまざまな製品を比較してください。